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規格外野菜について

  • 執筆者の写真: にー よっち
    にー よっち
  • 2022年7月27日
  • 読了時間: 2分

7月18日に初めてのこども食堂を開催いたしました。


その際、お越しいただいた皆様に野菜を持ち帰っていただきました。


この野菜は一般社団法人Es様の紹介により、


奈良県宇陀市にあります山口農園から頂戴したものです。


     ◇     ◇     ◇


さて「規格外野菜」「フードロス」という言葉をよく耳にするようになりました。


規格外野菜とは、農家が出荷する際に、大きさや色、形などが規格に合わない野菜のこと。


大きすぎたり、小さすぎたり、曲っていたり、キズがついていたりといった理由で


規格にあてはまらない野菜は、私たちの手元に届くことなく廃棄処分されます。


中にはカット野菜やジュース、加工食品として流通することもありますが、


味や栄養も変わらず、ただ規格に合っていないという理由のため


廃棄されているものがほとんどだそうです。


一般社団法人Es様は、農家から出る規格外野菜や廃棄野菜を買い付けて農家支援を行い、


同時に廃棄野菜を食品加工することで、フードロス問題に取り組んでおられます。


その一環として、奈良県内のこども食堂に規格外野菜を提供され、


地域のコミュニティ活動に貢献、より良い地域社会の実現を目指しておられます。


有り難いことに、「Kitchen きのね」も人づてでご紹介いただき、


早速お野菜を頂戴しました。本当にありがとうございます。


7月18日にご提供いただいたのは、


奈良県宇陀市にある山口農園の小松菜、チンゲン菜、水菜。3種類で計10kgの量です。


いずれも無農薬で栽培された有機野菜とのことです。


こうした葉物野菜は何より新鮮さが命ですので、届いてすぐに仕分けにかかりました。


水菜は1本ずつすべてバラバラの状態ですので、丁寧に

束ねていき、袋に入れます。


小松菜はかなり大きいために規格外になったようで、これも1枚ずつ束ねます。


チンゲン菜は少し小ぶりでしたが、これもバラバラのため、束ねて袋詰めにします。


大人4人とこども2人とで約45分かかって、すべての仕分けを終えました。


実際に仕分けをしてみれば、


「生産農家でこの手間をかけるのは大変だ」ということがよくわかります。


しかし、「ありがとうございます!」と言って野菜を持って帰られる方の笑顔に、


私たちも嬉しくなりました。


こども食堂を通して新しいつながりが生まれ、


何らかの形でも「人だすけ」につながれば、こんなに嬉しいことはありません。


多くの人の笑顔の連鎖が、新しい喜びを生み出していければ有り難いと思います。


これからもよろしくお願いします。

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